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公衆衛生(Pubulic Health)

集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う。
健康は多くの機関により、さまざまに定義されている。

疾病の実態調査の標準を設定・提供する国際連合の機関である世界保健機関は、
健康を「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、
たんに病気あるいは虚弱でないことではない」と定義している。

公衆衛生は多くの分野からなる。
しかし典型的な区分としては疫学、生物統計学、医療制度がある。
環境・社会・行動衛生、職業衛生も、重要な分野である。

世界保健機関は公衆衛生を
「組織された地域社会の努力を通して、疾病を予防し、生命を延長し、
身体的、精神的機能の増進をはかる科学であり技術である」と定義している。

臨床医学が個人水準で健康を扱うのに対して、公衆衛生は社会水準で健康を取り扱う。
例えば、生活習慣病対策伝染病(感染症)予防・公害対策・
上水道・下水道・食品衛生など社会保障の基礎となる分野について研究する。

以上、我々獣医師および獣医学生は、
公衆衛生学について十分な知識を備えていなければいけない。

感染症はもちろんではあるが、人および動物における生活に直結する病気においても同様にである。現場が違うから、畑が違うからでは、済まされない分野が、あるということを、意識し、取り組んでいけるという前向きな気持こそが、自分の限界を突破することが出来る、一番近い近道かもしれない。

松波動物病院メディカルセンター
獣医学博士 松波登記臣

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昨日英国BBCのニュースで報じられていたのが、

 

New mosquito type raises concern

 

西アフリカで新しい蚊が見つかったそうです。

何が懸念されているかというと、マラリアですね。

アフリカ・サハラ砂漠以南では年間2億人の人が感染し、

数十万人の人が亡くなっている病気です。

マラリアはハマダラカという蚊が寄生虫を媒介し、人に感染させます。

 

その新種がマラリアを媒介するかは、研究段階なので不明とのこと。

ですがハマダラカの亜種(仲間)ということなので、可能性は大とのこと。

この生き物、どこで見つかったというと、人が足を踏み入れたことがない未開拓地。

でももうそこは未開拓地ではなくなりました。

今後、人の手によって開拓されるかもしれない。

都市開発??・・・わかりません。

もしそうなるとすれば、この新種の脅威に、人が晒されるかもしれません。

パスツール研究所とリバプール大学で、継続して研究されるそうですので、

今後の研究結果には注目していきたいと思います。

 

ん?この写真は??

 

アマゾンの「未知の部族」の真相が判明

 

2008年5月に写真が世界に公開されたアマゾンの「外部との接触を持たない部族」。

多くのニュース記事の推測に反して、この孤立した部族は実際には数十年の間、

遠くから観察されていたことがブラジル政府の証言で明らかになった、とのことでした。

ブラジル政府は、この部族がいる地域を保護地区としていしています。

適度な距離を保ちながら保護目的の慎重な観察を続けており、

開発業者が土地を侵害しないように毎日パトロールを実施しているそうです。

素晴らしい活動だと思います、ブラジル政府。

 

ブラジル政府は、今や、環境保護推進国の一つになりました。

ブラジルにはジャングルといわれる熱帯雨林を大量に保有しています。

 

生態系と生物多様性の経済学(TEEB)

The Economics of Ecosystems and Biodiversity


という学問があります。

その際に、価値となるのは、その国が保有している生物資源

生物資源が、その国の、経済価値となるわけです。

なのでブラジルは、TEEBで換算すると、世界一となるわけです。

 

近い将来、どの国も、そしてその国の企業は、

生物資源の確保が、経営課題になると言われています。

そうなると生物資源を大量に誇る国は、潤う可能性があります。

そのほとんどは途上国ですが、ブラジルはG20にも入る経済発展国の一つ。

一気に世界のトップを虎視眈々と狙っているのかもしれません。

 

上記記事が、直接的に、経済発展に繋がる保護活動かどうかはわかりませんが、

ブラジル政府はGoogleと協力して、衛星を駆使し、違法伐採を取り締まろうとしています。

それも生物資源を守る為にです。多くの先進国にも、見習って欲しいところです。

 

今回の記事で紹介した、新しい「蚊」と「部族」

それらは、生きものたちです。

生きものたちからの脅威、生きものたちからの恵み。

この関係は、昔から続いています。

しかし、今は、

 

生きものたちからの脅威 > 生きものたちからの恵み


の関係でしょう。

この先も、このようなニュースを見る機会が増えるかと思いますが、

良いニュースが増えること、切に願っています。

宣伝ですが、Facebookページで、

生きものたちのことを考えよう」を公開中です。

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