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今日はタイトル通り「獣医学生に伝えたいこと」。

そして今日のテーマは「小動物獣医師」について。

前回の「就職活動」の続編?と思って、ご覧になってみてください。

 

小動物獣医師については多くの獣医師の皆様が、小動物臨床の現場など、

今までに多く記事を書かれていると思いますので、

少し変わった記事を書いてみたいと思います。

ですが、タイトル通り「獣医学生」の皆に、ちゃんと伝わるように書かせて頂きます。

 

ちなみにサブタイトルは、「就業前に知っておいたら?」です。

 

僕ら獣医師のお上である農林水産省、そして日本獣医師会が定期的にポストしている

獣医師の需給に関する検討会報告書

非常に興味深いタイトルですね。ここ数年は開催されていない様子ですが。

これを読み解き、考察および推測することで、浮かび上がってくる問題があります。

 

上記データは、平成19年度 獣医師の需給に関する検討会報告書を元に、私が作成した資料の一部です。

 

上記問題?は今に始まったことではありませんので、詳細は割愛。

 

上記データは、平成19年度 獣医師の需給に関する検討会報告書を元に、私が作成した資料の一部です。

 

このデータは、ざっくばらんな見通しデータです。ですが女性獣医学生に着目しています。

そして2つのシナリオA/Bを用意して、獣医師全体の供給数を出しています。

どちらのシナリオにおいても、男子学生は減少傾向、女子学生は上昇傾向を示しております。

 

上記データは、平成19年度 獣医師の需給に関する検討会報告書を元に、私が作成した資料の一部です。

 

このデータは、小動物臨床獣医師の供給数です。上のデータには、女性比率が反映されており、下のデータには、勤務地が反映されています。

上のデータでは、全体の供給数同様に、小動物臨床の現場においても、女性獣医師は上昇傾向を示しています。

下のデータでは、勤務地別の水準ですが、一番最初に出した新卒獣医師が選択する勤務地順と同じような傾向を示しています。ちなみに1番の赤のラインは関東です。

 

上記データは、平成19年度 獣医師の需給に関する検討会報告書を元に、私が作成した資料の一部です。

 

このデータは需要率です。とある計算式を用いると、獣医師の需要率が、地域別で出せます。

2006年の段階で関東の小動物獣医師の需要率は105%超。2020年までには、120%を超える見通しが出されています。

都道府県別にやれば、さらにこの数字を上回る地域は出てくるのでは?と思っていますが。

上記スライドでも示してありますが、現代の時勢や社会問題などは反映されていません。

とは言っても、挙げ出したらキリがないのも事実。ですが外せないのも事実。

上記でも示しましたが、今回は「女性」に特化した諸問題を取上げてみます。

 

上記データは、平成19年度 獣医師の需給に関する検討会報告書を元に、私が作成した資料の一部です。

 

左のデータは、男女別の就業率ですが、この数字でも顕著に表されているように、女性獣医師の就業率は、獣医師ライセンスを取得した直後から、男性と開きがあります。さらに30代になるとその差は顕著になります。その問題には、右に挙げさせて頂いた諸問題がありますが、まだあるかもしれません。

しかし、これら諸問題が加わり、女性獣医師の就業率と今後の女性獣医師の増加率の相関を、見通しですが、推測してみますと、この先10年後くらいから、獣医師不足問題が発生してくるかもしれません。特に、小動物においては、関東圏外の政令指定都市で見られるかもしれません。

 

今回述べました、獣医師不足問題は、今に始まったことではありません。現に、地方公務員などでは、この問題は死活問題中の問題。では対策は?・・・難しい問題だと思います。大学教育のせいにすることが、一番早いですが、それぞれの現場にある問題も山積みです。地方の動物病院の広報不足、雇用制度不整備、福利厚生無し、などなど。また地方公務員にも、特に広報不十分などが挙げられるかもしれません。動物病院にとって人材不足は経営課題になりますし、公務員にとっても同様です。それぞれ場所で、それぞれの役割を果たすためにも、これからは個々のパフォーマンスが大事になってくるのでは?と思っています。

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