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Posts Tagged ‘ブラジル’

日本の強みは「スマートシティ!!」と某大学教授がNHKで言っているのを先日目にしました。僕の中でずっと引っかかっていた言葉である「スマートシティ」。ずっと勉強したかったのですが、なかなか時間確保が難しく、スルーし続けていました。でも先月ブラジルリオデジャネイロで行われていた「RIO+20」に参加されていた尊敬する先輩の記事を読んで少しずつでもいいから勉強しようと決意しました。

 

スマートシティを世界に売り込んだ日本は成功

記事でもわかるように、RIO+20で注目を浴びていた日本震災後の復興のビジネスモデル日本政府公式サイドイベントでは、スマートシティについてプレゼンしたそうですが立ち見が出るほどだったそうです。内容は、「災害に強い、レジリエントな(強靭な)スマートシティパッケージ」。これは世界中が求めていることですよね。

 

そもそもスマートシティはどこから生まれたのか?少し調べているとやはり強いなアメリカという結果になりました。アメリカ、そしてヨーロッパ(特にドイツ、オランダ)、そして日本の順番で定着していっていました。以下にまとめました。

 

  1. 米国
    電力不足・省エネ・ピークシフト
    再生可能エネルギー導入、PHEV(プラグインハイブリッド)普及
    老朽化した送配電線のリニューアル
  2. ヨーロッパ(特にドイツ、オランダ等))
    熱を含めたトータルなエネルギー制御
    地域主導、ローカルでの実践
    エネルギー消費者のプロシューマー化
  3. 日本
    海外の影響、景気対策、太陽光発電・電気自動車の相乗的普及促進
    ネット家電等の従来構想の実現
    新興国のインフラ需要への売り込み

といったところでしょうか。日本はここに震災再興スマートシティビジネスモデルが入ってくるのでしょうか。でもスマートシティど素人の僕にとっては想像できないことばかり。少し勉強して思ったけど、スマートシティには、スマートハウスとか、地域エネルギーとか、メガソーラーとか、交通システムとかが必要だそうで。つまり、エネルギー需給の相互融通がパシっといかないと機能しないと思いました。そもそも、それを政府主体でやるのか、自治体主体なのか、はたまた企業なのか、またまた全部ひっくるめてなのかも想像もつかない。いやぁ個人でも参加してみたいなぁって漠然と思うけど笑。でもどこがやるにせよ、その組織のなかに「スマートシティ」創造への転換力が必要になってくるのではないでしょうか。組織、社員すべての意識改革ってのも。

 

実際に、 横浜市「横浜スマートシティプロジェクト」  、 豊田市「家庭コミュニティ型」低炭素都市構築実証プロジェクト」京都府「けいはんなエコシティ」  、 北九州市「北九州スマートコミュニティ創造事業」  とかやってるんですよね。横浜のみなとみらい21エリアなんて見た感じそのまんまって感じですよね。無意識にでも目に入ってくるものですね。あと知人に聞くところ富山市コンパクトシティとして低炭素都市への取組みも盛んでそうです。一度見に行ってみたいです。誰かいきませんか笑?

 

【ひとりごと】服部さーん、会いたいでーす。

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超一流雑誌に超一流の論文が載る。

これは当たり前ですが、有名なNature誌は、それだけではない。

超一流の論文が載るのは当たり前だが、Nature誌のすごいところは、

時代の潮流の先の先を行く、ワクワクするテーマの論文を載せる。

今日紹介したいのは、

Human contribution to more-intense precipitation extremes

直訳がしづらいので、簡単に内容を読んでみて、私なりに考えると、

気候変動と洪水の増加には関連性がある

です。

あの有名なナショナルジオグラフィックでもこの論文は紹介されていました。

Extreme Storms and Floods Concretely Linked to Climate Change?

この研究内容を、ざっくばらんに言うと、

背景

昨今の人間活動における温暖化と自然災害の関連性は長く指摘されてきた。

しかし、それらを観測に基づく科学データを提示する研究はいままでほとんどなかった。

わかったこと

北米やヨーロッパ、アジアなど北半球の広範な地域を対象に、

1951~1999年まで半世紀にわたる雨量データを集計した結果・・・

1. 北半球で広域の雨量を調べたところ、24時間降水量の最大値が毎年増加していること

2. 上昇し続けた温室効果ガスの濃度と深刻な水害の増加に相関性があること

今後の展望

1. ある地域に大洪水が起きる一方で、別の地域が干ばつに見舞われるなど、

気候の“二極化”が進行する可能性がある

2. 湿潤地域で洪水、乾燥地域で干ばつが一層深刻になる可能性がある

昨年〜今年にかけて洪水被害に見舞われた国がある。

それは、オーストラリアとブラジル。共に南半球の国。

オーストラリアはつい最近まで干ばつ被害が出ていたけれど、

一転、長期的な記録的豪雨などによって、洪水被害が発生した(今後の展望1の例)。

こちらはブラジル。基本雨量にも恵まれている国だが、記録的集中豪雨により、

土砂崩れや洪水被害が発生した(今後の展望2の例)。

オーストラリアとブラジルの激し過ぎる降水量は、ほぼ同時期であったし、

地域も、その環境設定も違う国で、同じような洪水被害・・・恐い。

最後にその研究者は・・・

「自分の住む町について考えてみる。

排水管や給水システムは“100年に1度”をベースに設計されている。

システムの規模が変わらず、温室効果ガスの濃度が今後も上昇するのであれば、

大災害に遭う確率は2倍になるかもしれない」。と言っている。

また、この論文は、世界水資源方針計画から非常に高い評価を受けている。

なぜならば、冒頭にも触れたが、観測に基づく科学データが無かったからだ。

気候変動などの研究者にとっては、今後かなりの援護射撃になる。

さらに、この科学的データは、多くの国の多くの研究者らに指示されることで、

その国の、この分野における政策にも取り込まれることとなる。多分。。。

では、

この研究は、時代に合っているか・・・?・・・合っているだろう

そして必要されているか・・・?・・・必要とされているだろう

品質も良い、容量も良い、さらにはテーマも良い。

極めつけに、ワクワクする・・・Natureに載りますよ、それは。

先日、日経BPに掲載された私、松波登記臣の記事、

「アジアで蔓延する鳥インフルエンザ、生物多様性の減少も影響」

でも触れたが、生物多様性と感染症の関係性は強く、

海外の研究者らは、数年前から着手してきている(特にコレは素晴らしい)。

しかし、日本ではあまり進んでいない。進んでいなければ、対策も何も出来ない。

『科学と生物多様性』の分野において、遅れをとっている日本・・・不安です。

昨年から続く、日本の家畜を襲う口蹄疫や鳥インフルエンザなどの感染症において、

原因究明がいそがれるなか、科学的データを出す研究者が現れるとすれば、

その人は僕にとって、スーパーヒーローであることに間違いないと思われます(笑)!

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