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Posts Tagged ‘カタチ’

帯状疱疹真っ只中で今日から職場復帰。朝礼でお詫びの挨拶をし、いざ診察!と意気込んだのはつかの間、やはり身体が痛い・・・かなり今日は苦しみながらの業務になりました。同僚の先輩や同期や後輩らが助けてくれたので、少しは楽させてもらいました。ありがとうっ!!

 

ということだったので、少し今までとは違った雰囲気で仕事をしていると、いろいろ考えることができましたね。あれやらこれやらいい案?悪い案?などなど頭にフッと浮かんでは消え浮かんでは消えの連続。浮かんだものは、一応頭の中でシュミレーションをし、お金稼ぎが出来るまでカタチにしてみる。「あれ?これじゃ貧乏決定じゃん。」とか「ん?これはあそこと一緒にやらなきゃ意味がないな。」とか「あはは。これはイケるな。」とか。いつも無意識にやってると思われるシュミレーションを今日は意識しながらやれたってことが今日の収穫だと思います。でも少し反省点も言っておくと、そうやってシュミレーションをする度に一喜一憂してしまっているという甘さ。感情的だな俺は。

 

「ちょっとした改革はじめました」というのは、上記でいろいろ言ったなかからピックアップしたとある「企画モノ」。「企画モノ」というと少々怪しい雰囲気で伝わってしまうかもしれませんが(ん?と思われた方はスルー願いますwww)、何をするかと言うと「一騎当千の仲間を作る」という高校生文化祭的な企画モノ笑。冗談ではなくて、本心からもそういう仲間を作りたいなって正直今日思った。なんでそう思ったかというと、上でいろいろ一喜一憂しながら頭の中でカタチにした企画は僕だけでは出来ないということに気づいた。これが株式会社ベッツジャパンの企画とか、社外を飛び出した企画とかだったら、これまでに養ったスキームやツテですぐにでも出来る。でも今日カタチにした企画は、純粋に動物病院で、動物病院の仲間たちと、ペットオーナーさんたちと、一緒にやっていきたいなぁって思ったカタチ。なので、動物病院内で仲間を作る、それも一騎当千の。大風呂敷かもしれないけれど、僕が名古屋に帰ってきて約1年半経って初めて純粋にそう思ったから、絶対にやろうと思っている。

 

僕は今まで自分の周りには、営利的なモノの考え方が出来ない人が多いと嘆いてきた節がある。だったらそう動かせばいいじゃないか?と多くの先輩方に言われ続けていた。でも僕はそれを自然と避けてきた節もある。理由は自分でもよく分かっていない。もしかしたら既成概念なのかもしれない。でもそれではずっと既成概念のままじゃないかと自分に訴えていたことも正直ある。自分が起業した会社では絶対にしないことを、雇われている身でいる場所(動物病院)ではしてしまっている。社外でビジネス的な講演をしている自分が、メインで働く場所(動物病院)ではそのビジネススキルを発揮もせずにいる。メーカーさんと一緒に商品開発もして販促にも口を出しているのに、自分がいる場所(動物病院)ではそれを一切してこなかった。なんでか・・・それは僕は初めから決めつけてしまっていたのだと思う。今いる場所(動物病院)には一緒にやってくれる人がいないのではないだろうか・・・と。でもそうも言ってられない状況が今後この業界には迫ってくることは必死であると思っている。国が世界そのものが変容する今日、獣医療が今のままであるはずがない。また、今のままであっていいはずもない。自然環境との共生が急務の現在、獣医師や動物病院が出来る事・やらなければならない事はもっと多いはず。動物病院の伝統的なビジネスモデルも綻び始めている。そう・・・常に新しいモノを生活者からは求められている。いま新しいと思っているモノに、生活者の目が肥え始めるのも時間も問題。

 

常にこのような強迫観念に襲われているわけではない。多少なりの緊張感は少なくとも周りにいる人間よりかは持っていると思っている。思っているからこそ、感じているからこそ、考えているからこそ、だからこそ仲間たちと一緒にやっていきたいという想いは日に日に強くなってきていた。「一騎当千」・・・にはならないかもしれない。けれど、大風呂敷でも良いからやってみようかと思う。今までも自分に妥協なき課題を叩きつけて、努力してきて頑張ってこれてた。だったら今度は今いる場所で、今いる場所の仲間たちと手を動かそうと素直に思えれる大人になった自分が今ここにいる。この想いは大事にしたい。

 

早速今日各部署から一人ずつ僕の嗅覚を頼りにして人選をした。近々にでもMTGをするつもりだ。ここで語ったことも伝えるつもりだ。僕が育てていく。そして僕も養っていきたいと思う。やるからにはカタチにする。カタチにするなら、絶対に成果としたい。オママゴトは絶対にしない。そして真似できないビジネスモデルを創っていく。うちにしかできないカタチで。絶対にやってやる。

 

【ひとりごと】久しぶりにこういう記事を書いた。若くて激しい自分がいるなぁ。

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今日患者さんから御中元を頂きました。前の職場でも、その前の職場でも、一度もクライアントさんから貰ったことがなかったので、すごく嬉しかったです。そんな嬉しい今日ですが、仲間の雄叫びが聞こえてきたので、仲間の背中をトンっと押してみました。仲間と言っても、先輩ですが、今すごく輝いていて、心から尊敬できる方なので、協力するしかないでしょう!!って感じになるでしょう!!!笑。そんな先輩をもった僕はものすごく幸せな人間なんだなぁっていう淡い感じになっていました。おかげさまで、今日一日嬉しく楽しく仕事ができました。心より感謝ですね。

 

「とにかく本気」な方を応援するのは、気持ちがいいものです。僕も「とにかく本気」で何でもします。中途半端というのが嫌いというのか、とにかく「カタチにならないとダメ」と強く思っているので、自分が手を動かす以上に、本気で取り組んでいる方がいたら、お節介したいくらいな人間です。ですので、そういう方が手を動かしている先に、「カタチ」が見えれば、僕も本気で協力します。その方と一緒に「カタチにしたい」んです。

 

一人で出来ることもあります。二人で出来ることもあります。三人で出来ることもあります。何人でも出来ることもあります。どんどん人数が増えれば増えるほど、それは嬉しく楽しく出来ていきます。僕は、一人で「カタチ」にしたこともありますし、たくさんの方と「カタチ」にしたこともあります。最近は、「一人」が多いので少しさみしいですが、自ずと人は集まってくるでしょう。それが言えるのは、「経験がある」からです。一人、二人、そして三人・・・次第と集まるんですよね「本気」の人の周りには。

 

今日は、尊敬する方に、微力ながら僕も協力しました。そして、その方が「カタチ」にした瞬間にも立ち会うことが出来ました。本当におめでとうございます。そして心から嬉しく思います。最高な一日でした。

 

【ひとりごと】やること多すぎて大変

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先週末から続いた激動の業務も一区切りということで、書きたかった記事を書こうかと思います。

 

今日のタイトル「カタチからカタチに。そして、より具体的なカタチへ。」ですが、「カタチ」「カタチ」とクドイくらい連呼していますが、連呼したくなるような面白いことをしてくれている後輩、いや仲間が増えたという出来事に感激しているわけです。いや、むしろ感謝かな。

 

詳しくは、もう少しあとで、ここでも紹介することになると思います。僕は今いろいろなところで「わかりやすいカタチ」講演シリーズを行っています。対象者は、「獣医師」「獣医学生」「企業」そして「個人」。今までいくつか講演させてもらってきて、その講演をキッカケに、講演を聞いてくれた仲間が、初めて「具体的なカタチ」を創り上げたという嬉しいニュースが、僕の元に届きました。僕的にいうと、僕のアクションに対しての「音」が僕に弾け返ってきたと言いますか(ブログ記事「音が弾ける」)。このブログ記事でも紹介しましたが、「僕が奏でる「音の撃」を弾け返してくれる人間こそが僕の仲間でもあります。

 

その「具体的なカタチ」を創った一人の人間は、講演をする前にいろいろとコンタクトをしてきてくれて、彼が「この講演をキッカケに何かをやりたいんだろうな」という感覚は、毎回届くメールの内容が物語っていました。さらに、講演の内容、そして講演の流れを見ても一目瞭然でしたが、僕はあまりツッコミを入れることなく、「自由に」やってもらいました。おそらく、ここで僕が出しゃばったりしたら、彼がイメージする「大切なカタチ」を台無しにしてしまったかもしれません。そして、「具体的なカタチ」を創ったもう一人の彼から、先ほど届いた、そのニュースとメールの内容に感動と武者震いした。彼はメールで、「やりたいことがたくさんありすぎて」と書いていた。それは当たり前だろう。でもそのフレーズを見たときに、何か懐かしい情景を思い出した。僕も昔いろいろ「カタチ」にしてきた経緯から、彼が書く「やりたいことがたくさんありすぎて」には共感以上のものを感じたのだが、「やりたいこと」が出来るようになるためには、さらに「やらなければいけないこと」が急激に増えるということ。当時、意気揚々になり、すぐ「やらなければいけないこと」が出てきて、テンションがかなり下がって、何も手につかないことを思い出した。なんか懐かしい・・・と同時に、忘れかけていたことでもあったので、背筋がスゥっともした。

 

彼らがこれから通るプロセスは僕は知らない。だけれども、その先に待ち構えている様々な事象は想像できる。でもその事象を一つずつクリアにしていくことで、彼らはひと回りもふた回りも大きくなると思います。そして、また彼らから「音」が弾けかえってくることになるでしょう。僕は、その時、その「反響音」をしっかりと受け止めていくことが大事になると思う。そのポテンシャルは余裕であるので、いつでもどうぞよろしくです。そして、彼らのような、我武者羅に、下手なりに、醜態晒しながらでも、「先を先を」見ていくことが出来る仲間が増えることを、心から祈っております。

 

【ひとりごと】ほんとさりげないなぁ

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6月9日(土曜日)に行われる「獣医学生限定講演@鹿児島大学」の告知です。
以下、主催者からのメッセージを載せました。ご参照下さい。

 

【獣医学生限定講演会のお知らせ】

1週間後となりました。再度告知致します。

鹿児島大学獣医学生2人が講演会を主催します。

テーマは「対話と具現化」

ワークショップと講演を織り交ぜた形式で6月9日(土)、鹿児島大学にて開催します。

ワークショップの目的は獣医学生の「夢、希望、願望」を具現化すること。講演では獣医師の松波登記臣氏がご自身の経験、実績を交えながら「夢をカタチにしてきた」プロセスをお話くださいます。プログラムが進むに従ってぼんやりしていた願望が徐々に具現化していきます。具現化の鍵は、獣医学生同士の対話さらには獣医師と学生の対話。

また松波氏の講演内には、獣医師の福利厚生や就職先の選択肢、一般的な就職活動のあり方といった”就職”のエッセンスが織り交ぜており、学生生活ひいては人生の指針ともなりえます。上級生には旬の話題ではないでしょうか。

参加申し込みフォームおよびプログラムはオフィシャルサイトに掲載しております。なお、参加費は無料です。(講演会後の懇親会は有料)

獣医学生限定講演会オフィシャルサイト
http://drtokioinkagoshima.jimdo.com/
※参加を希望される方は必ずサイトフォームより申込下さい。

鹿児島大学のみならず全国の獣医学生の参加をお待ちしています。

 

【ひとりごと】奮ってご参加下さい

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人は人に啓発されます。人は人に育てられます。そして人は人に影響を受けます。そんな僕もそんな毎日を過ごしてきたことがある人間です。今もそうですが、昔よりかは、触発する側、育てる側、そして影響する側に立っている人間でもあります。昔よく可愛がってくれた先輩からは、「生意気だなお前」とよく言われたものです。今も言われていますが、今は、「生意気だなお前。でもいい感じ。」とか言ってもらえるようになってきました。

 

先輩に言われたことを、僕はあまり口には出しませんが、僕はいつも姿勢でそれを相手に伝えています。それは、手を動かすことを指します。手を動かすと言っても、手や足を出すということではありません笑 つまり、若者の訴えや悩みや不安を、僕は口だけではなく、カタチにしてあげて見せてあげるということ。コレって即効性はないんですが、半永久的に自分と相手の頭の脳裏には残る方法なので、非常に良い方法だと個人的には思っています。

 

今年の目標は、とにかくカタチにした数にこだわる、ということ。どんなカタチでもいいから、とにかく数で自分を一歩も二歩も先に追い込むこと、が今年の目標になっています。ですので、若者と話す機会があったら、即実行あるのみです。先述したように、若者の鬱憤を聞いた先輩は、なるべく聞き役に徹し、それを咀嚼してあげ、若者を落ち着かせます。そして、僕が先輩たちに言われたように、男気ある言葉を掛けてあげるのです。でもそれだけで終わることがほとんどです。僕はその在り来りな対応に不満を持っているのではなく、それはそれで良いと思っています。ただ、僕と表現方法が違うだけ。

 

若者は0から1にした経験を持っていません。だったら、一緒にお前の0の塊を1にしようぜ!、ってのが僕のスタイル。今、そういうことを言える環境を作ってくれた仲間や後輩たちには感謝しなくてはいけませんが、これは僕の今年の目標にもリンクしてくれているので、使わしてもらっています。今の職場や他所の職場で、0から1にする作業は間に合っています。それが仕事ですからね。だけど、若者の鬱憤を解決するためだけに、0から1の作業をするのは骨が折れる作業ではありますが、解決するだけではなく、僕に鬱憤を訴えてきた若者の価値自体を向上させれることも可能なのです。

 

これが僕が思う、人は人によって育てられる、なのです。人間の価値を上げてあげる、これはすごく大変な作業ではありますが、ものすごく自分を鍛えてくれますし、やみつきにもなります。今年に入って、何人もの若者に出会いました。実際に、悩みや不安をぶつけられ、それを解決するカタチを一緒に創りだしています。今も一緒に、手を動かしている若者もたくさんいます。正直お金欲しいくらいです笑 ですが、失敗しても成功しても、その若者たちは以前の自分を一歩も二歩も数歩も先に進んでくれているのを見ると、それが僕にとっては価値になるので、この作業に関しては、お金はいりません。結果的に、お金が流れるようなモノやサービスを創りだしこともあるので、何とも言えませんけど笑

 

若者よ、もっともっとツッパリなさい。でもね、ツッパってるだけで何もしないことを、時間の無駄って言うことを肝に銘じなさい。そして、自分の後輩たちが、自分にツッパってきたら、一緒に手を動かしてください。口はいいんです。口はいつでも使えますけど、その若者とのコミュニケーションの時間は一瞬ですよ。その一瞬を見極めよ。

 

【ひとりごと】今週行く美容院でヘッドスパの予約をしたよ

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最近新しい事業の話をいろいろな人としています。また実際に手も頭も動かしながらの毎日なので楽しく送れていますが、その理由は、常にアイデアがカタチを変えていってくれているからだと思います。いつもビジネスモデルを考え、そしてその実現に向けて動いていると、当初考えていたことが、今となっては跡形も無い状態になっていることありませんか?今4つくらいの新しい事業を同時進行しているので、かなり頭が不埒になっていると思いきや、意外とセパレートされており、一つ一つのビジネスがカタチになりつつあります。ですが、どう考えてみても、最初出たアイデアの原型は無いのですよね。

 

「最初に出たアイデアほどカタチにはならない」

 

と言いましたが、本心でそう思います。

 

その理由の一つに、エンドユーザーの観点から、新しい商品・サービスを眺めてみたとき、かなり大きな隔たりがあるんですよね。以前までは、どうしても最初に出たアイデアに固執したり、こだわったりして、上手く進めなかったことがあります。当初は画期的で周りの協力者たちもワクワクしているのですが、実際にローンチされると意外とウケが悪い。これで、何個か潰してきた経験がありますしね。でもまぁそのタイミングでPDCAはやっていますが、自分が作ってしまったビジネスモデルに、翻弄されているだけに過ぎない時が非常に多いのですよね。

 

とあるカナダの経済学者が言っていました。

 

「ビジネスモデルは、ビジネスそのものではありません。」と。

 

僕的に思うのは、ビジネスモデルは、次なる一手のための、ただのリサーチのような気がしています。ビジネスモデル自体がフリであると思っていませんが、先述したように、最初に出たアイデアというものは、原型を保っていることはなく、一切合切、カタチにはならんのですからね。次なる一手・・・イノベーションですかね。

 

【ひとりごと】原型を保てなくなったビジネスモデルはリサイクルしています

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「わかりやすいカタチ」

 松波登記臣名古屋市獣医師会松波動物病院メディカルセンター

 

私がアフリカ・ウガンダ共和国で仕事をしていたころ、日本では「ウガンダで新型エボラウイルスが発見された。」という報道がされており、私はそれを帰国してから知ったという、そんな情報音痴の自分が、人類発祥の地で駆けずり回っていたのは記憶に新しい。それからは言うもの、私は自分を啓発したかのように、常に新しい情報を、現場に赴き直接仕入れ、それを「わかりやすいカタチ」にすることにこだわり始めた。

 

帰国後、大学院で研究に没頭した。獣医学研究にいるにもかかわらず、研究内容は『医学系』な基礎研究。近年ペットの世界でもにわかに注目を集め始めている「メタボリックシンドローム」が私の研究テーマ。実際のところは、そんなに華々しい内容ではなく、メタボリックシンドローム関連疾患である糖尿病や脂肪性肝炎などの疾患モデル動物を作製するというものだ。

 

実に研究はおもしろい。実に研究は単純だ。それは、研究は「情報が命」という世界でもあり、ライバルが多い内容では、毎日スピード勝負。そんななか、獣医師でもある自分が“医学系”の世界に足を踏み入れてしまった、というのが当時の印象だった。その思いは現実となる。研究の失敗の連続、論文が通らない日々、学会では支離滅裂な質疑応答を繰り返す醜態を披露し、そして新しい疾患モデル動物を世に送り出せないもどかしさ、正直退屈な日々を過ごしていた。しかし、そんな私でも、「情報収集」だけは怠らなかった。気がつくと、自分の研究分野以外の文献も読み漁っていた。そんななか、とあることに気がつく。「これだ」。今流行っている研究分野を徹底的に調べ、さらには、いつ世の中に出てきたのかも同時に調べる。その結果、今流行っている研究の理由が明確に分かってくるのだった。それは、テーマだったり、目的だったり、材料および方法だったり、…そして「わかりやすさ」だったり、した。

 

それらを意識し、再び研究に勤しんだ。それからというものも面白いように研究結果が出たり、執筆する論文が受理されたり、また博士課程を修了するまでに6報も執筆することが出来たのだ。また、獣医系はもちろんのこと、医学系学会にもお声を掛けて頂くなど、多くの学会に参加することが出来、また大変名誉ある賞も頂くことが出来たのだ。研究生活を通じ、常に意識しなければいけないことは大変多い。だがその中でも強く意識していたのは「わかりやすさ」だった。その、「わかりやすさ」を追求した結果、論文や学会発表、そして数々の賞という『カタチ』として、世に出回り、発信され、多くの方に知ってもらえたことは、心から嬉しかった。

 

現在、名古屋にある松波動物病院メディカルセンターにて勤務医をしている。「研究をしていた、それも基礎研究をしていた獣医師が臨床をしているのか?」と研究時代の仲間たちはよく口にする。それに対し私は「臨床はおもしろいですよ。もしかしたら『わかりやすさ』が一番求められる世界なのかもしれません。」と、繰り返しお答えしている。

 

アフリカ、そして研究で経験し、そこから養うことが出来た様々な知識、そして能力は、こんな分野でも発揮される。「生物多様性」の普及啓発。研究に没頭しながらも、非営利な活動にも力を注いだ。きっかけは単純だった。「多種多様な生きものたちを守るのは、獣医師としての使命」なのでは?と、この言葉を知ったときから抱いていたのだ。旧・生物多様性条約市民ネットワーク(現・CEPA JAPAN)というNGOに所属し、私はその組織の中にある普及啓発作業部会というワーキンググループに配属されることとなった。そこは、「有志」の集まりだった。その作業部会には、政府機関、民間企業、自治体およびNPOなど、その業界業種のなかで、第一線で活躍している方々が集まっていたのだ。皆の目的は一つだった。「『生物多様性』という言葉を普及啓発したい」。そのワーキンググループで活動していくなか、私は、とあることに再び気がつく。それは「わかりやすさ」だった。そこでは、広報・PRの専門家たちが、定性的に多く集まったモノ(情報)や想いなどを、「わかりやすい」カタチにして、それぞれのフィールドで発信していたのだ。それら活動と成果が認められ、我々は生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に正式に参加することが出来たのだ。

 

私はいつも思う。「わかりやすさ」は『カタチ』になる。それが、上記活動を経験したことで、私自身が養ったノウハウでもある。

 

現在、私は、獣医師の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフバランス)」、つまり“働き方”を含む労働環境および条件に問題意識を持っており、少しずつではあるが活動をし始めている。それがいつ「カタチ」となって世の中に発信され、影響を与えるものになるかは、私自身も分かってはいない。だが、この活動に対しても、今まで以上に、「わかりやすさ」を追求していくつもりだ。もう一度、強く言いたい。「想い」だけではカタチにはならない。実際に行動し、情報を収集し、それら正しい知識を用いて、「わかりやすく」、そして、『カタチ』にしていかなければ、モノ(情報)も想いも、決して多くの人や組織に対し、“共感”を生むことはなく、人の心にも届かないものになってしまうのだ。

 

松波登記臣松波動物病院メディカルセンター

〒467-0027 名古屋市瑞穂区田辺通5-2-11

Tel 052-833-1111 Fax 052-833-1112

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