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Archive for 2012年8月11日

おとぎ話の一つに「わらしべ長者(藁しべ長者)」。知っている人も多いと思いますが、この「わらしべ長者」からは大事なことを学ぶことができます。あらすじ全部は紹介出来ないが、簡単にストーリーをWikipediaから拝借したので、以下に記しました。

 

昔、ある一人の貧乏人がいた。貧乏から何とかして逃れようと観音様に願をかけたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ」とのお告げをもらった。男は観音堂から出るやいなや石につまずいて転び、偶然1本の藁しべ(藁)に手が触れた。男はお告げ通り、その藁しべを手に持って道を進んでいった。ところが彼の顔の周りを、大きなアブが飛び回り、煩くて仕方が無い。そこで男はアブを捕まえると、藁しべの先に結び付けてやった。すると、傍で大泣きしていた男の子がアブが結び付けられた藁しべを面白がり、欲しいと言って来る。男は観音様のお告げを信じて譲ろうとしなかったが、男の子の母親が「蜜柑と交換しよう」と申し出てきたので、藁しべを男の子に譲り、代わりに蜜柑を受け取った。さらに歩くと、喉の渇きに苦しんでいる商人がいた。彼は男が持っていた蜜柑を欲しがり、持っていた上等な反物との交換を持ちかけてきた。男は蜜柑を譲り、反物を手に入れた。一本の藁しべが上等な反物に代わったと喜んでいた男は、侍に出会う。その侍は愛馬が急病で倒れてしまったが、急いでいるために馬を見捨てなければならない状況にあった。侍は家来に馬の始末を命じ、先を急ぐ。男は侍の家来に反物との交換を迫る。家来は反物を受け取り、そのまま侍の後を追っていく。男が水を汲んで馬に飲ませたところ、馬は元気を取り戻して立ち上がった。男は馬に乗り、旅を続けた。道を進んでいくと、大きな屋敷に行き当たった。ちょうど旅に出かけようとしていた屋敷の主人は、男に屋敷の留守を頼み、代わりに馬を借りたいと申し出る。主人は3年以内に自分が帰ってこなかったら、この屋敷を譲ると男に言い出す。男は承諾し、主人は馬に乗って旅に出発した。3年待っても5年待っても主人が旅から帰ってくることは無かった。こうして男は屋敷の主人となり、裕福な暮らしを手に入れることができた。

 

このあらすじを見て、この主人公を、「ラッキーな人」と思う方もいらっしゃることでしょう。でもこのおとぎ話で何が描かれているのかというと、「主人公の取引行為はいずれも高価なものを入手する動機はなく、需要と供給の均衡の上に成り立った等価交換を繰り返した結果として富の上昇がもたらされている(Wikipedia)」といことらしいです。

 

藁しべ→アブが結び付けられた藁しべ→蜜柑→反物→馬→屋敷

 

普通に考えて上記の物々交換は全く連想が付くものではないということがわかるのだけれど、それが成立したという点が、「需要と供給」の重要性が物語ってるように思えます。僕は、この「わらしべ長者」からは、主人公が手にするモノが、次の人にとってはものすごく大事なモノで、それを主人公がちゃんと「共感」できているという点に惹かれています。そうすることで、主人公と次の人とのなかで「協定(コミットメント)」が誕生する。この「共感」→「コミットメント」は、現代社会ではまかり通りすぎている定性的なやり取りではあるが、忘れがちなものすごく大事なやり取り。さらに、主人公が持っているモノは、次の人にとって大事なモノ(=必要なモノ)、つまり既に「創意されているモノ」なのであり、それを手にすることで「癒しになるモノ」になっています。

 

相手が本当に必要としているモノを見通せるチカラは、「共感」と「コミットメント」は勿論だが、一番大事なのは「思い遣り」なのかもしれません。

 

【ひとりごと】おとぎ話はイカす!!

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