里見八犬伝ではありませんが、急にフゥっと頭によぎった言葉です。「仁義礼智信忠孝悌(じんぎれいちしんちゅうこうてい)」っていう言葉を知ったのは、昔読んだ論語から。正確にいうと、論語では「仁義忠孝礼智信」だけ。その後、「悌(てい)」が足されて、読まれ方も変わったりした流れもある。実際に、里見八犬伝は「水滸伝」の影響をモロに受けているし、水滸伝自体が儒教的風刺であるので、孔子が使っていた言葉を用いたのはよくわかる。
一つずつ説明する必要もないと思うけど、一応触れておきましょうか。
仁:思いやり、慈しみの心
儀:道理、道徳にかなうこと
礼:守るべき作法、敬うこと
智:物事を正しく判断する力
忠:真心、君主に仕える道
信:あざむかないこと、誠実
孝:父母によく仕えること
悌:兄弟の仲がいいこと
僕が論語でこの言葉を知ったとき、何度も何度も口に出して覚えようとしていました。「じんぎちゅうこうれいちしん」〜「じんぎちゅうこうれいちしん」〜「じんぎちゅうこうれいちしん」って感じに。理由は特にありません。なんか覚えたくなっただけかな。書かれていることは、最ものことばかりだし、啓発される内容でもある。さらに、当たり前のことしか書かれていないわけで、当たり前のことこそ実施するのが難しいという背景もある。そもそも僕は儒教的な考え方が嫌いな人。なんていうのかな、決まりきった枠にはいらなければいけない、という強迫観念に襲われるし、絶対孔子っていうのも気持ちが悪い。ここに書いているような「仁義礼智信忠孝悌」ってのも、こうやってこうやって上手く並べたんだから、この通り書いて読んで覚えてねって言っているようにも感じる。
なんだかんだで好きなんじゃないの?って言われるのだけど、僕は嫌いと言ったものはずっと嫌いの性格なので、嫌いなんです。でも嫌いと判断するまで、めちゃくちゃ勉強する。だから数年前に、論語は読み明かした。それも5周くらいした。勿論、他の宗教ネタも。時間が許す限り、宗教は座学として勉強し、自分なりに理解した上で、各宗教を批評しているので、誰にもあーだーこーだー言われる筋合いはない、と思っている。でもね、この「「仁義礼智信忠孝悌」って言葉はね、すごくいい言葉なんだよ!ってことは認めないといけないと思うんだ!!!笑
【ひとりごと】繋ぐ人って繋いでもらったことがある人なんだよ
今、私も急にフゥっと頭によぎった言葉です。里見八犬伝、仁義礼智忠信考悌とPCを開いて検索したら、こちらのページが目にとまりました。
なぜ:::って、投稿日が7月4日だからです。
私の誕生日なのです。
小学校のころから、この言葉がなんとなく好きで、仁義礼智忠信考悌と良く口ずさんでいました。その、詳しい意味をふと知りたく成って検索したところです。
ちょっと、意味不明な投稿ですみません。
コメントありがとうございます。そうですか、口ずさんでいたのですね、仲間ですねw
遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。そんな日にこのような記事を書いたのは、嬉しく思いますよ。
[…] 仁義礼智信忠孝悌(2012年7月4日) […]