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Archive for 2012年6月21日

久しぶりにこのネタで記事書きます。

 

専門医の在り方に関する検討会

 

この検討会、厚生労働省で昨年の10月から開始され、先日7回目の検討会が開かれました。そのレポートを毎回読んでいるが、最近ホットな話題といえば「総合医・家庭医」という新たな専門医制度の制定です。ですが、これを新たに設置するためには、しっかり整備し直さなければいけないのが、現在の専門医制度と言われています。問題だらけというより、それぞれの学会がそれぞれ独自の専門医制度を作り過ぎてしまったということが指摘されています。詳しくは、こちらのブログ記事を読んで頂きたい(専門医の在り方に関する検討会)。第1回目は、この諸諸問題について触れられています。また第2回目の検討会では、専門医制度を設置する学会の在り方について話し合われています(専門医認定は学会ではなく新設の第三者機関で)。

 

そしてしばらく間はあきましたが、第7回目は、具体的に専門医制度を改正していくのかが話し合われ、専門医を取得するためには「二段階」の制度をひくという仕組みです。つまり、18の診療領域を基本領域として、その専門医を取得した上でサブスペシャリティの専門医を取得する仕組みが提言され、さらに、「総合医」あるいは「総合診療医」を、既存の基本領域に追加すべきだとしています。これは画期的です。

 

こうした背景には、ここ10〜15年でかなり改革が行われた医学分野の成果であるだろうかと思います。2001年にモデル・コア・カリキュラムが導入されて以降、(1)大講堂ではなく、少人数のチュートリアル教育の普及、(2)臨床実習は、見学型から診療参加型に変化、(3)カリキュラムの改変など、医学教育の改革が進んできたという経緯があります。また、2023年には、米国のECFMG (Education Commission for Foreign Medical Graduates)の受験資格は、WFME(World Federation for Medical Education)またはLCME(Liaison Committee on Medical Education)の認証を受けた医学部卒業が要件となると言われています(WFMEでは、医学教育カリキュラムの3分の1以上が臨床実習であることが基準のため、さらに臨床実習の充実を進めることが求められるとした。)。このように、医学領域における教育は、常に新しいモノに変化し続けている。これが、改革の成果だということだと思います。

 

僕らがいる獣医学領域の変革はいつやってくるのでしょうか・・・

 

【ひとりごと】自分のサンクチュアリをさがそう

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