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Archive for 2012年6月19日

またまた日経からのネタです。今回は日経ビジネス。

 

「日本の大学に、『教養』を取り戻そう」

 

東京工業大学長の伊賀氏、同大学大学院教授・同リベラルアーツセンター長の桑子氏、文化人類学者の上田氏、そして池上彰氏の会談の内容がアップされていました。そもそもこの会談は、東京工業大学で、同学のリベラルアーツセンター設置記念講演「現代における“教養”とは」が開催され、池上彰氏がコーディネートしたという経緯で行われたとのことです。内容を一読していたければ、タイトルの意味がわかるかと思います。

 

リベラルアーツ、つまり教養について熱く語られていた内容となっていましたが、伊賀氏が述べられているように、「教養とは知識の本質」と僕も考えています。では僕らはどこで教養を学ぶのでしょうか。大学に進まれた人なら、大学なのではないでしょうか。また会談内容にも触れられていましたが、昔の日本、大正時代の頃、「大正教養主義」と言われていた時代があり、学生はゲーテを読んだりカントを読んだりして、理系文系にかかわらず、徹底的に「教養」武装をしていたという時代があったそうです。そして、今、大学での脱・教養への動き、そして専門化が進み、結果として「できる人間」「できて儲けられる人間」を育てる場になっている現状が、非常に問題視されているという。

 

そして話は、「理系」「文系」への話に。ここで話に挙がったのは、東日本大震災とそれに伴う津波、東京電力福島原発事故について。当時、それに関連する専門的なニュースのほとんどを理解できたのは、僕が理系だからだと思う。でも政治的なニュースに付いていくのは少々大変だった。そのことについても、この会談では触れられていて、ウェブやメディアでは、理系出身者と文系出身者との間に情報の分断が起き、理系の人が当然のように使っている用語が、文系のひとにはちんぷんかんぷん、ということがたくさんありました。また、官邸に呼ばれた理系の専門家が、政治家たちに問題点を理解させることができず、まったく機能しなかった、ということも。

 

「理系」にはコミュニケーションを、「文系」にはリテラシーを。

 

ここで注目すべきなのは、僕は「理系」出身者なので、突っ込んで話を進めていくと、はっきり言うと「理系」はわかりにくいのです。ここで登場する池上彰氏は、一見「理系」っぽく見えるが、卒業したのは慶応経済のバリバリの「文系」。また彼のブランド力の代名詞でもある「わかりやすさ」は特級品であると思います。彼が「理系」の代弁者となってくれているとも思えるくらいですし、感謝しなくてはいけませんね。「理系」の人には、理系的な知識のない「文系」の人にも専門情報をわかってもらえるような説明やコミュニケーションの能力が必要なのです。「専門バカにはなってはいけない」ということです。そのためにも、教養は絶対的に必要であり、大学で教養をサボった・脱教養の大学で過ごした方は、いまから勉強するべきだと思います。女性に「教養が無い人ね」と言われる前にwww

 

会談でも出てくるフレーズ「教養が無い人ね」、ですが、仮に女性から言われてショックでは無い人はいるのでしょうか?僕なら死にたくなります。人間臭い話ではありますが、教養は自分を守ってくれる(大正教養主義ではありませんが)一方で、武器にもなるということ。男女間でのコミュニケーションのネタになりますしね笑。記事にも紹介されているように、女性から得られる情報や感覚は「発想の創造力」にも大いに繋がりますしね。とにかく、多くの人に触れて、いろいろ学べということです。専門分野にいる人は、コミュニティーというよりもコロニーを重要視する傾向にあるので、ご注意を。それで良ければ良いのですが。

 

【ひとりごと】女性は感覚派

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今日の日経メディカル記事に、糖尿病治療の副作用の一つである低血糖をワンコが防いでくれるという記事が載っていました。

 

“低血糖アラート犬”が1型糖尿病患者の低血糖を感知し、意識消失や緊急通報回数が減少

 

記事を一部転載しますが、全米で勢力的に介助犬を育成しているIndiana Canine Assistant Network (ICAN)のDr. Dana Hardinさんが、米国糖尿病学会で発表した内容となります。血糖値65mg/dL未満を低血糖、同80~120mg/dLを正常血糖と定義。1型糖尿病患者の額や首筋から低血糖時と正常血糖時のを採取し、同じ形状で見分けがつかないボトルに入れ、さらに第三者の汗のサンプルも加え、低血糖時のものを嗅ぎ分けさせる訓練を行ったところ、アラート犬は付き添っている患者の低血糖を感知すると、患者の腕や足を揺する。患者がそれに反応を示さない場合、アラート犬はまず咆哮して周囲に手助けを 求める。周囲に誰もいないことがわかると、アラート犬は電話の受話器を外し、あらかじめ設置してある緊急通報用パッドを叩いて救急車を呼ぶ。一方、患者か ら反応があった場合は、冷蔵庫を開き、オレンジジュースなどの糖分を含む飲食物を選択して患者の手元に運んでくれて、低血糖を回避してくれる。Hardin氏は、「低血糖アラート犬が汗の中のどのような成分に反応しているのかは、まだわかっていない。糖以外のものと考えられ、現在、研究を進めている」と述べています。

 

糖尿病治療においての低血糖イベントというのは、命に関わることなので、育成に励んで頂きたいと思うし、いつかアメリカで見学もしてみたいと思います。またその一方で、低血糖イベントを限りなく少なくさせる新しいインスリン製剤であるデグルデクの開発も急ピッチで進んでいることから、今の糖尿病業界は非常に勢いがあると思います。

 

つい先日、僕が診ているワンコが低血糖で急患で運ばれました。幸いにも大型犬で体力もあった子なので、低血糖発作はなく、少し元気が無いという状態だったので点滴をして、状態を安定させ、その日のうちに退院してくれました。糖尿病歴が長いワンコで、セカンドオピニオンで診るようになり、肥満と肝臓のケアを同時に進めていき、インスリン製剤の適材適所な供給をすることで、今は普通のワンコと同じように生活を送ってくれていただけに、オーナーさんにはご迷惑をお掛けしました。インスリンの量を、再度変更するために、近日中にお預かりをして、BGCを実施する予定です。この状況を診ていて思ったのは、糖尿病の血糖コントロール不良になったワンコが、基礎疾患のケアをすることで、状態がかなり改善したときのインスリン製剤の量には気をつけなければいけないということ。体重は勿論のことだが、必要な検査をし、モニタリングはやっていかねばならないのだなと、自分の詰めの甘さを実感しました。猛省。

 

【ひとりごと】台風がくる

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