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Archive for 2012年5月16日

とある獣医学生の話をします。

 

とある獣医学生はいろいろ今までに獣医学生として、自分が身を置く業界のことを調べてきていたそうな・・・

 

さらに、調べれば調べるだけ、この業界に対する「不満」や「不安」が芽生えてきたそうな・・・

 

そして、その獣医学生は、「この業界に一石を投じてやろう!」と思ったそうな・・・

 

そんな獣医学生の話である。。。

 

その獣医学生と話をしました。話をするや否や、彼が言っていることが全く理解できませんでした。少なくとも、この業界に身を置く人間として、知っていることは何気に多くあるはずの僕が、全く理解できませんでした。その理由は、僕が無知だったというのではなく、彼が言っていることが、ものすごく「わかりにくかった」だけなのでした。そこで、僕は一喝しました。「わかりにくい」と・・・。

 

僕は昔から大事にしてきていることがあります。それは徹底とした「わかりやすさ」です(日本獣医学雑誌掲載記事「わかりやすいカタチ」以下参照)。これは本当に大事です。なぜなら、可能性が無限大に拡がる、ということを僕自身が知っているからです。それを実証してきた経験が僕にはあります。なので、間違いありません。もちろん、始めから、上手くいくことなど、まずあり得ません。なので、その獣医学生に言いました。「今、自分が一番身近で手を動かしていることを、徹底的に学びなさい」と。つまり、獣医学生ならば、「獣医学」を、ですね。僕もそれなりに不真面目な獣医学生でしたが、「学業」だけは怠りませんでした。それと、高学年になってくると(獣医学科は6年生までありますので、この場合、4〜6年生を高学年と指します)、「研究室」という場所に所属します。「学業」の他に、「研究」というものもやらなくてはいけなくなってきます。

 

生き字引・・・僕は元研究者です。「研究」から養ったものは、たくさんあります。大げさに聞こえるかもしれませんが、今僕がいろいろ手を動かさせて頂いている「ビジネス」も、モロに「研究」から影響され、さらには「研究」から養ったものを「ビジネス」で活かしているだけにしかすぎません。カッコイイ言い方をすれば、「研究」から養える地頭力というものは、今風な言葉に置き換えると、「論理的思考(ロジカルシンキング)」と言われていますが、それが「研究」で養うことが出来るのです。それも120%の確率でです。理由は、「研究」は「論理的思考(ロジカルシンキング)」が無ければ出来ないからです。ベタなことは言いませんが、「仮説の構築」という実体しない現象のなかで、生きているのが「研究者」であり、それをPDCAし、「結果」を出し、世界に発信し続け、「成果」を勝ち取るのも「研究者」の使命なのです。

 

その真似事が、獣医学生にも出来るのです。本当でしたら、この魅力を大学の先生方が教えていかなければいけないのだと、僕は心から思っているのですがね。話を戻すと、その獣医学生には、まずは「学業」、そして「研究」をやりなさいと伝えました。さらに、僕が出会って、実際に投資をした学生さんは、ものすごく少ないです。今流行なのかもしれませんが、確率的には万分の一くらいでしょう(1万人に会ったことはないですが)。その天文学的数字を引いてくる学生は、既に学生ではなく、学生起業をしたからといっても、立派な起業家であり経営者である場合がほとんどです(僕は学生起業という価値には全くといって興味が無い人間なので)。

 

なので、手っ取り早く「地頭力」を身につけ、それを「ビジネス」で活かしたいのなら、順当に「学業」と「研究」を死に物狂いでやりなさいって。そうすることで、また違った景色が味わえることでしょう。そして、あえて付け加えて言うならば、「そのときの不満や不安はおそらくホンモノ」だと思いますよ。

 

 

【ひとりごと】明日は名刺を100枚もらいます

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