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Archive for 2012年4月23日

研究者時代の恩師に授かった言葉の一つにこのような言葉があります。

 

「若さというのは、その人の青春に対する決意で決まる。」

 

この言葉は当時の僕にとっても、そして今の僕にとっても、そしてこれからの僕にとっても、非常に重い言葉になるだろう。理由は、「若さ」という言葉を恩師に授かるまで、普遍的な言い回しでしかその意味を知らなかったし、そして使い方も同様にだったからだ。一般的に「若さ」というものは、ほとんど【年齢的なもの】を指すことが多い。しかし、その恩師が使う「若さ」はそれとは全く違うものだったのを覚えている。

 

「お前は常に若さを求めているな。その調子だ。その調子で脱皮し続けろ。そして常に青春でいろ。」

 

僕はこう捉えている。「青春」は『仕事』であり、その『仕事』に対して真摯に向き合うことで、常に「若さ」=「新しい発見」を身につけられると。非常に使い勝手良いように解釈している感じがするのだが、一つ一つの言葉を入れ換えたところで、特別違和感なく使えるような気がする。また、その恩師は「脱皮」という言葉を付け加えられていた。最初は「脱皮?」と思ったが、後日談であるのだが、その恩師は僕に向かって、「お前はこの3年間で4回も脱皮したな。」と仰っていた。恩師が僕に放った3年間という「時限」は、当時の僕の胸に大きく響き、そして泣きそうにもなったことを覚えている。

 

なぜその時、僕は泣きそうになったのか・・・未だにその理由はわからない。ただし、恩師は僕を見抜いていた、ということは間違いないと思う。当時、僕は多くの仕事をしており、会社起業もしたばかりの頃でだったと思う。毎日毎日、違った多くの仕事をこなしきれていなかった頃だと思う。自分が始めた仕事も多くあったのだが、毎日消耗しきっていた。多くの仕事をすることで、多くを学び、多くの出会いがあり、毎日が充実していたことは間違いない。ただし、完全に顔には悲壮感が漂い、もしかしたら周りにも迷惑を掛けてしまっていたかもしれない。それよりもなにより、孤独であった、と思う。そんな僕を、たった一言で助けてくれたのだ。恩師は、僕を勇気づけるために送ったとは思っていない。そのときの僕を、完全に読みきって、送った叱咤激励であったと思っている。

 

今はその孤独も多忙の生活を送るなかでは、非常に良いエッセンスにもなってくれている。先述したような経験とその恩師から授かった言葉は、僕を強くし、そして常に「若さ」を保ってくれているからだ。いつもいつも自分自身を脱皮し、固定することもなく、常に青春を保つことで、自分の目の前にあることに対し、無条件に真摯に向き合うことができる。これは素敵なことだと思っている。

 

「若さというのは、その人の青春に対する決意で決まる。」

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